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サロメ (バレエ音楽) : ウィキペディア日本語版 | サロメ (バレエ音楽)
舞踊音楽「サロメ」 (ぶようおんがく「-」)は、1948年(昭和23年)に伊福部昭が貝谷バレエ団創立10周年記念として作曲したバレエ音楽作品。1987年に演奏会用作品『舞踊曲「サロメ」』として改訂された。 == 概要 == バレエのストーリーはオスカー・ワイルドの戯曲によっている。貝谷八百子は当初、音楽にリヒャルト・シュトラウスのオペラ『サロメ』を使おうとしていたが、著作権関係などの問題で使用できなかったため、伊福部に新曲の作曲を依頼した。ちなみに伊福部にとっては、戦後初のオーケストラによるバレエ音楽で、ニ管編成のオーケストラのために作られている。作曲にあたっては中近東の音階の他に、全曲を通して、ベートヴェンの交響曲第5番の有名な主題に似た「運命の動機」ともいえるリズム動機が用いられている。 初演は1948年5月に上田仁・東京交響楽団の演奏によって行われた。バレエ公演は好評で、伊福部は「180回近く行われたのでは」、と説明している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サロメ (バレエ音楽)」の詳細全文を読む
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